マイナーですがとても優秀な検索エンジンを5つ厳選しました。
1位のYippyは特に優秀なので、この記事を読んだ後のあなたの検索エンジンはもはやGoogleやYahooではないでしょう。
ちなみにランキングは完全に独自です。5位から発表します。
5位:Excite(アメリカ版)
- メタ検索エンジン
- 画像、動画検索あり
アメリカ版のExciteです。アメリカ版ではメタ検索エンジンとなっています。
メタ検索エンジンとは、複数の検索エンジンから検索結果を取得して表示する検索エンジンのことです。メタ検索エンジンはその特性上、検索結果が優れています。
Exciteはシンプルなデザインが特徴的です。
4位:Dogpile
- メタ検索エンジン
- 画像、動画検索あり
メタ検索エンジンのDogpileです。
名前がDogpileなだけあって、犬の絵が描かれています。そして検索ボタンの文字が”Search”ではなく”Go Fetch!”(取りに行け)になっています。
3位:Startpage
- Googleと同じ検索結果
- 画像、動画検索あり
- 個人情報の収集、広告の追跡が無い
- 日本語の検索結果を優先
- プロキシを使った匿名閲覧ができる
プライバシーに気を使っているStartpageです。特に、プロキシ機能がある検索エンジンはこれだけではないでしょうか。
StartpageはGoogleと同じ検索結果を出しますが、これは賛否両論あるでしょう。Googleに慣れたユーザーであればStartpageはプライバシーが良いGoogleとして使えますが、Googleの検索結果に疑問を持つユーザーは使いたいとは思わないはずです。
2位:DuckDuckGo
- 独自の検索結果
- 画像、動画検索あり
- 個人情報の収集、広告の追跡が無い
- 日本語の検索結果を優先
- 検索候補が表示される
- 「!Bang」コマンド
- インスタントアンサー
もはやマイナーではなくなっているDuckDuckGoです。
Startpage同様、プライバシーに気を使っています。ただ、Startpageと決定的に違うのはGoogleへの対抗意識があることです。検索結果の表示には自身のウェブクローラーであるDuckDuckBotで集めたソースも使用しています。
DuckDuckGoには「!Bang」コマンドという便利な機能があります。「!」の後に指定された有名サイトの頭文字やサイト名を入力したものが「!Bang」コマンドで、「!Bang」コマンドから半角スペース空けて検索ワードを入力すると、そのサイトで検索した状態の画面へ直接行きます。実際に「!w game」と入力すると、ゲーム (曖昧さ回避)のページに飛びました。
また、インスタントアンサーという機能もあります。インスタントアンサーとは、ユーザーが検索結果から離れずに見れるアンサーのことで、DuckDuckGoの場合、時計、タイマー、ストップウォッチ、通貨換算、電卓、QRコード生成、色見本などがあります。QRコードを生成できるのはGoogleでも無いでしょう。
1位:Yippy
- メタ検索エンジン
- 画像、動画検索あり
- 1ページの検索結果数が20
- 広告が無い(YippyのTシャツ広告が左端にあるのみ)
- “new window”ボタンがある
- “preview”ボタンがある
- キャッシュを見れるページもある
1位はYippyです。
Yippyは調べ物をするのに適した優秀な検索エンジンです。メタ検索エンジンによって出した結果を20個も表示してくれます。しかもその検索結果に広告が表示されません。
また、このYippyには”new window”ボタンと”preview”ボタンという便利なボタンがあります。その名の通り新規タブで開くボタンとプレビューが見れるボタンなのですが、プレビュー機能が特に便利です。プレビュー機能では、検索結果ページから動くことなく検索結果中に埋め込む形でプレビューを表示します。そのため、1つの検索結果中に複数サイトのプレビューを表示して見比べることができるのです。
これ↓で試してみると良いでしょう。
また、Yippyはキャッシュを残していることがあり、それを見ることができます。
まとめ
マイナーでも優秀な検索エンジンのランキングでした。
プライバシーを気にする人はDuckDuckGoを、検索のしやすさを選ぶ人はYippyを使うといいでしょう。また、Googleの検索結果が好きな人はStartpageもおすすめです。
少し話はズレますが、自分の好きなサイトのみが検索結果に表示される検索エンジンを「Googleカスタム検索エンジン」で作ってみるのもありです。
それでは、良き検索ライフを!