「半年前に読んだ本の内容がほとんど頭に残ってない!」とか「ついさっきすごいアイデアが浮かんだのに思い出せない!」といった経験ありませんか。
それを解決するのがcommonplace bookです。
日本語で紹介されているところがほとんどないのでまとめました。
commonplace bookとは何か
Wikipediaにはこう書いてあります。
Commonplace books (or commonplaces) are a way to compile knowledge, usually by writing information into books.
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Commonplace_book
つまりcommonplace bookとは知識をまとめるための本のことです。ネットや書籍などで学んだこと、考えたアイデア、日常での気づきなど、なんでも自分の好きなものを書いておきます。
日本のものだと備忘録、手帳、スクラップブック、日記、メモ帳などが近いですね。ちなみにマルクス・アウレーリウスの自省録もcommonplace bookです。
サイズはA5かB5あたりがちょうど良さそうですが、そこら辺は人の好みということで自分の好きなものを選べばいいと思います。
commonplace bookの使い方
本の引用や要約をする
本の重要な部分をまとめておけば後で簡単に見直せます。しかも紙に書けば記憶に定着しやすくなります。
本だけでなくウェブサイトやYouTubeなどの動画でもいいです。名言を書くのもいいでしょう。私は何か新しいことを知ったら書くようにしています。
アイデアを書きとめておく
メモ帳に近い使い方です。一度メモ帳に書いておいて後で写すのもありです。
commonplace bookの利点
大事なことを忘れない
本やネットで学んだこと、1日の中で考えたことなどは時間が経てば確実に忘れてしまい、費やした時間がほとんど無駄になってしまいます。
commonplace bookを使えば忘れてもすぐに思い出せます。第二の脳のようなものです。
アイデアを生み出せる
アイデアは既存のものの組み合わせでできます。孫正義は学生時代に組み合わせ法を使って「音声機能付き電子翻訳機」を発明し、1億円を稼いでいます。
commonplace bookにはあらゆる重要な考えがあるはずなので、眺めているだけでも何か気付きが得られるはずです。
まとめ
commonplace bookは忘却から逃れる方法としておススメです。
さらに詳しく知りたい方は私が参考にしたサイトをあげておきますので、よかったら見てください(英語)。
https://ryanholiday.net/how-and-why-to-keep-a-commonplace-book/