【書評・内容】脳は100倍加速できる!?苫米地英人「全速脳」

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「全速脳」の内容と書評です。 サブタイトルは「脳は鍛えると100倍加速する」 です。

結論から言うと、100倍加速は可能です。ただし、相当の努力は必要になります。

本の内容

本は五つの章に分かれています。

  • 脳のタスク処理能力をアップさせる!
  • 頭の回転が速くなる速読術とディベート術
  • 活性化した脳で夢をつかむ
  • 脳と不老不死の関係
  • 脳を老化させない生活習慣術

このうち最初の一章で主にサブタイトルの「脳は鍛えると100倍加速する」方法が書かれています。

ですので、この記事では第一章の内容について説明します。

脳のタスク処理高速化方法

脳のタスク処理高速化には3つの要因がかかわっています。

  • クロックサイクル
  • 並列度
  • 抽象度(グレインサイズ)

この3つをそれぞれ何倍にもすれば掛け算で100倍になるということのようです。

では、この3つは一体どういう意味で、上げる方法は何でしょうか。

クロックサイクル

クロックサイクルとは一つのタスクの処理速度のことです。

そしてクロックサイクルを上げる最も有効な方法は「慣れ」です。日常の行動にかかる時間をそれぞれ測定し、その行動の速度を2倍(半分の時間)にできるよう努力し、それができるようになったら3倍4倍…と徐々に慣らしていきます。6倍速までは比較的簡単に達成できるはずだそうです。

他の訓練法としては「メニューの注文は一秒で決める」というものもあります。

並列度

並列度とは無意識下での並列処理のことです。

意識下での並列処理はできませんが、無意識下なら車の運転のように並列処理ができます。寝る前自分へ複数の問題を宿題として課すと朝には答えが出ている、というのも無意識下での並列処理のおかげです。

この並列処理ができるようになるには、思考(タスク処理)の無意識化が必要です。

抽象度(グレインサイズ)

グレインサイズは本の中では抽象度と「ほぼ」同義で用いられています。

このグレインサイズが上がると、一つのタスク処理で扱う情報量が増えます。より高い抽象度から情報を俯瞰できるのです。

そうすれば、仕事の能率が画期的に上がります。

本の評価

第一章とそれ以降で分けて評価します。

第一章の評価

評価としては星4.5です。これには当然良かった点と悪かった点があるというのが理由になります。

良かった点

まず、自分にとって新しい発見があったというのが大きいです。特に並列処理は無意識化によって実現できるというのは「ああ、なるほど」と思いました。本を読む前は並列処理をマルチタスクのことと勘違いしていて「マルチタスクは非効率じゃなかったっけ?」と考えていたのですが、読んで納得しました。

そして、それが分かった途端に100倍速が現実味を帯びてきました。クロックサイクルと並列処理が組み合わさり、グレインサイズも大きくなれば、100倍はそこまで突拍子の無いことでもありません。まあそこまでいかなくても、10倍くらいだったら訓練次第でできそうです。

また、読みやすいというのも評価できるポイントです。小学生でも分かるくらいに書かれています。ただ、それが冗長に感じてしまう人はいるかもしれません。

あと、各節の最後にまとめがあるというのも良いです。

悪かった点

個人的に、グレインサイズが処理速度にどう影響しているのかがよく分かりませんでした。100倍速の中に含まれているのかどうかも上手く読み取れませんでした。

第二章から第五章の評価

この記事では紹介できなかった章ですが、評価として星5を与えたいと思います。なぜならば、どの章も第一章と同等かそれ以上に役立つ内容だったからです。

特に、速読術と最強の若返り法はすぐにでも意識して行える内容でした。最強の若返り術なんかは自分の常識を書き換えるような内容だったので読めてよかったです。「できるだけ酸素を消費しない」方がいいだなんて驚きです。

まとめ

「全速脳」の内容と書評でした。

第一章の内容は説明しちゃいましたが、後半部分も知って得する内容がいくつもあるのでぜひ読んでみてください。おすすめです。楽天のリンクを貼っておきます。


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